卒業生インタビュー INTERVIEW

  • 札幌大谷高等学校出身
    清水 藍子さん
  • 女子美術大学付属高等学校出身
    高原 真央 さん
  • 瑞文女子高等学校出身
    ゴン ジヨンさん
  • 秋田公立美術短期大学出身
    大屋 友紀さん
環境デザインの卒業生に聞いてみました

環境デザイン専攻を選んだ理由は?(何に興味があって入ってきましたか?)

もともと平面に興味が有りましたが、大学1年の時の課題で初めて模型を制作した際、頭の中にあるイメージが少しずつ立体的になっていく過程に興味を持ち、今まで味わった事の無い感動を受けました。
その時の気持ちを大切にして制作していきたいと思い、環境デザイン専攻を選びました。

大きいもののデザインをやってみたかったからです。
1年生の時の環境デザイン基礎演習F(スモールスペース)や
環境デザイン基礎演習B(ウィンドウディスプレイ)の授業が楽しかったです。

中学生の頃からインテリアに興味があり、環境デザインを選びました。
最初は、カフェやリゾート・ペンション、レストランなどのインテリアをやってみたいと思っていました。

建築やランドスケープをデザインしていくプロセスがどの分野のデザインより面白いと思って選びました。

4年間の中で一番楽しかった授業は何ですか?

卒業制作です。
卒業制作の期間中は模型の制作等の作業以外に、ゼミのメンバーで初めてシンガポールに行き、珍しい食べ物や建築物に触れ、刺激を受けました。

3年生の時の集合住宅計画の授業です。
集合住宅は課題終了後、代官山で作品の展示会も行うことが出来て、とても印象に残っています。

公共施設設計です。
学校の敷地美術館を設計する課題でしたが、敷地も以前から気に入っていた場所だったので、
とても面白かったです。

卒業制作です。
毎日朝から晩まで同じ教室でみんなと制作をし、みんなの色んな面が見れて楽しかったです。

4年間の中で一番印象に残った課題は何ですか?
(また、どんなところが印象に残りましたか?)

3年生の時のスモールパブリックの課題です。学生生活の中で力を入れた課題の1つでしたが
表現したいことを期日までに制作する難しさを学びました。

3年生の時の集合住宅計画の授業です。
集合住宅は課題終了後、代官山で作品の展示会も行うことが出来て、とても印象に残っています。

やはり卒業制作だと思います。
期間も一番長く、今まで一番やってみたかった物を制作出来た事が楽しさに繋がっていると思います。
私の場合は敷地が箱根で、現場調査に何度も通いながらどんなリゾートを作ろうか。と考える事がとても楽しくて、印象に残りました。

住宅計画の課題です。
内容は自邸の設計でした。
自分の未来をできるだけリアルに想像しながらデザインしてくのが面白かったです。

影響をうけた先生はいますか?どんなところ?

三浦かほり先生です。
授業で相談にのって頂いたのはもちろんなのですが、学校内外問わず親身になって相談にのってくださるとても信頼できる先生です。
また、三浦先生の様に大人になっても遊びに全力を尽くすところに影響を受けました。

横山勝樹先生と飯村和道先生です。
横山先生はデザインにおけるプロセスや取り組み方の優先順位など、計画的にデザインを進めることを学びました。
飯村先生は、アイディアの出し方やものの見方、作品のつめ方などがとても尊敬出来る先生です。

飯村和道先生です。
公共施設設計の課題が初めて広い敷地だったので、どのようにしてアイディアを考えれば良いのか分からなく、先生に相談したところ、色々なアイディアが広がっていき、真っ暗だった私の視界に光が差し込んできた様な感覚になれ、先生への尊敬する気持ちがより一層強まった瞬間でした。

三浦かほり先生(ゼミの先生)です。
フットワークの軽さに憧れます。

環境デザインを学んでどんな事が身に付きましたか?

全体のバランスを考えて、制作する事の大切さを学びました。
私は1つ気になることがあると周りを気にせず、そればかり集中して作業をしてしまう癖があるのですが、課題を通して空間全体に配慮しながらデザインすることがいかに大切かを学びました。

より良い空間を考える姿勢や楽しさです。
普段、生活している空間も、少しレイアウトなどを変えたりする事でより良くなるという事を学びました。

CADを使って図面や3Dが描けるようになりました。そして模型も学年が上がるにつれ、どんどん良いものが作れる様になりました。

空間デザインを通して、人と人の関わり方を考えることや物事と人の動きを俯瞰する力です。

他の専攻・学科にない環境デザイン専攻の良さは何だと思いますか?

人数が少ない分、先生やクラスの人たちと密な仲になれるのが良いところだと思います。
そんな密な仲間と課題の為に遅くまで学校に残った日々は素敵な思い出です。

少人数制で先生との距離が近いところです。
幅の広い分野の中で様々な事が学べるところも環境デザインの良さだと思います。

空間を意識して見れる様になるところだと思います。1年生の時には無かった視野ですが、とても面白い感覚です。
建築設計は新しい世界で、3年生の住宅の課題から建築設計の課題を行いましたが、取り組む前とは違い、徐々に目が肥えていったような気分の自分に気づきました。

人数が少ないところです。
課題のボリュームが大きいの課題が終わった後ので打ち上げがより一層楽しいです。

進路はどのようになりましたか?(会社名/職種)

株式会社 ダニエル
家具の販売と設計

大学院
住居専攻

設計事務所を希望しています。
※事務所系は4年生の後半から就職活動がスタートするので、みんな安心してください。
色んな場所で人を楽しませる建築・空間をいっぱい建てたいです。

セキスイハイム東北株式会社 北日本支社
新築 営業

最後に女子美の環境デザイン専攻を受験したい方へのメッセージ

環境デザイン専攻はパーティーの企画がたくさんあるので、是非参加する事をお勧めします。
もちろん先生方も参加されていますので、気軽に声をかけてみてください。
おかげで私は先生方と交流する機会が増え、楽しい思い出がたくさんできました。学生生活を思いっきり楽しんでください。

幅広い分野のデザインについて学ぶ事ができるので、自分の好きなことが見つけられると思います。頑張ってください。

環境デザインは幅が広くて知れば知る程、もっと楽しくなると思います。
初めはただインテリアが面白そうで受けましたが、思っていたより様々な事を学べて、毎回課題に楽しく取り組めました。是非、たくさんの事を学んでみてください。

締切は守りましょう。