30㎡という限られた空間を使って「○○のための空間」をデザインする。人が暮らす環境をイメージし、情報収集、考察、分析を行い、豊かな発想力を養い、確かな造形力の構築と魅力ある空間のトータルな表現力と提案力を習得するとともに、インテリアまたはエクステリアの基礎を学ぶ。
西武渋谷店のエルメスショウウィンドウを舞台にウィンドウディスプレイのデザインを行う。具体的に設定されたショウウィンドウを各自観察・分析を行い、テーマを決め、それに基づいて制作し、小空間のデザインを通して、自然環境や文化とデザインの関係を考察する。また縮尺模型を作ることで、ヒューマンスケールの感覚を習得する。
身近な外部空間である相模原キャンパス6号館の中庭またはJAM広場を利用し「もっと○○したくなる中庭/広場」のデザインする。中庭/広場の実測などを体験し、スケール感を養うと共に、屋外環境デザインの基礎的知識を学び、自分でイメージ・考察した機能と造形を様々な表現や手段で具現化し、他者に的確に伝達する各種スキルを習得する。
屋内展示会におけるブースのデザインを行う。
各自設定した企業やアーティストのイメージを効果的にアピールする方法を研究し、動線計画、設計計画、サイン計画、演出など総合的に企画・デザインする。デザインコンセプトを作る上で必要なリサーチ力、それをアウトプットする手法を習得し、設計能力・表現力・プレゼンテーション能力を身につけていく。
東雲キャナルコートCODANの住戸という具体的な建築を用いてインテリア計画を行う。前提条件として与えられた建築を分析し、各自でテーマや条件を設定する。
家族と個人の関係などによって住空間には様々な空間構成があること、及び内装・家具配置・色彩計画を通して快適な住空間をデザインすることを学ぶ。
「小規模美術館」あるいは「街のギャラリー」のデザインを行う。絵画や彫刻などの芸術作品をどのように展示するのか。周辺の町並みや環境に対してどのように関係づけていくのか。形態や素材などを十分に考慮・選択し、社会的意義のある斬新で魅力ある空間デザインを目指す。
大学に隣接する公園内に、憩いの空間となるレストランやカフェを設計する。
都市公園やショッピングセンターなど、より広いスペースでの大型施設の計画やデザインプロセスを学び、具体的な店舗デザインを通して商業施設の果たす役割を考える。